S．K．さん　　

プログラムの参加動機

海外での生活を通して豊かな人生経験を積みたかったから。 福祉活動やボランティア活動に興味があったから。 もともと医療現場で働いていたため、障害者や高齢者に対する福祉に興味があり、福祉先進国といわれるイギリスの福祉現場を経験したかったから。 イギリスでの生活を通して英語を習得したかったから。 日本で過労気味だったので、外国でリフレッシュしたかったから。

活動先紹介

レジデンツの人は、４０名程度で、MSの人が殆どです。 全員が車椅子を使用しています。 下肢だけでなく上肢麻痺の方も大勢います。 知的能力は問題ありませんが、発語障害があり意思疎通の困難な方もいます。 私たちの働くアクティビティルームは、正規スタッフ２名と常勤ボランティア４名、あとは週に１～２回来てくれるスタッフとボランティアが7名程います。 ほか、介護師、看護師、調理スタッフ、洗濯・掃除スタッフ、運転手、メンテナンススタッフ、事務員などがいます。

活動内容

勤務体系　月曜～木曜；９時～１７時、金曜；９時～１６時半 活動内容　 ・デイケア利用者の送迎付き添い ・デイケア利用者の昼食介助 ・アクティビティ活動（カードゲーム・コードワード・ボーリングなど） ・日帰り旅行の付き添い ・メールや手紙の代筆　　　　　　　　　など

感想

ルーティンワークで、アクティビティ業務が中心なので、難しくありません。 レジデンツと一緒に楽しむ事が一番！という雰囲気です。 スタッフ・レジデンツもとても親切で、私の乏しい英語能力でも、分かるまで何回も説明してくれます。 困った時は、頼りになるボスが必ず助けてくれます。

滞在先に関して

【形　態】：施設の敷地内にボランティア専用の寮があります 【同居人】：日本人ボランティア４名 【設　備】：部屋は個室（洗面所付・タオル支給） リビングルーム（テレビ・DVD・WII付）、キッチン＆ダイニング（冷蔵庫・ケトル・電子レンジ・コンロ＆オーブン付）、トイレ、風呂（バスタブ付）は共同 洗濯場（洗濯機・乾燥機）は敷地内にあり、全職員共用

食事に関して

３食とも支給で、レジデンツの食事を同じものを分けてくれます。 夕食はかなり少ないので、自炊する事が多いですが、キッチンスタッフに頼んでサンドイッチ・オムレツ・サラダなどを作ってもらって、それに自炊をプラスして夕食にしています。 パン・フルーツ・バターなど、キッチンに頼めば材料は分けてくれますが、 野菜や調味料など殆どのものは購入しています。 火曜日と金曜日に元シェフのデイケア利用者がキッシュやお菓子を作るので、それを分けてもらっています。これはかなり美味しいです。 朝；パン、ヨーグルト、フルーツ　＋時々ベーコン、ソーセージ 昼；メイン（肉・野菜の２種類のうちから選択）＋野菜２種＋ポテト（時々米か麺）＋デザート 夕；スープ＋粗食　これでは足りないので、上記のように自炊しています。 味は、美味しい時と無味の時とがあります。あまり期待はできませんが、イギリスの定番メニューを食べられるので、いい経験です。

町の様子をご紹介ください

【ロンドンからの距離と交通手段】 施設から最寄の街にある駅まで徒歩１時間、最寄駅から電車でロンドンウォータールー駅まで５０分程度。電車代は往復で１５ポンド以下でした。 【住んでいる町の様子】 施設周辺は、牧場と森しかありません。 最寄の町は、小さな町ですが、大型スーパー、本屋、ドラッグストア、八百屋、洋服屋（少々）、雑貨屋などがあり、普通に生活するには困りません。 洋服などを買う時は、電車で10分程度の少し大きめの町に行きます。 【最寄の街までの移動】 徒歩１時間程度かかります。 タクシーでなら10ポンド程度。 土曜日の朝はスタッフが送ってくれます（帰りは自力ですが） 仲良くなったスタッフに頼んで迎えに来てもらう事も多いです。

ネット環境

施設内のパソコンを使用できます（４台） パソコンルーム付近でなら持参のPCでのワイヤレスインターネット可能

その他・コメント

施設内の他の寮に若いスタッフがたくさんいて、皆とてもフレンドリーです。 誕生日会に招いてくれたり、日本人寮でスタッフを招いてパーティーをしたりと、とても楽しく過ごしています。 ホリデーは年間20日で、殆どの場合希望通りにホリデーがとれます。 病欠はホリデーに数えられません。 皆さんホリデーを積極的にとって、海外旅行に出かけたりしています。