Kaoriさん

プログラムへの参加動機

英語力を伸ばす為、現地での生活を経験したかった。

派遣先の紹介

20名の方が住む、入所者施設。全員が車いすを使用する肢体障害のある人たちで、MS、糖尿病など、後天性が多い。

宿泊先について

フラット・施設の２階部分にボランティア専用のバス・トイレ・キッチン・リビング・各自のベッドルームあり。

一緒に活動をしているボランティアは？

日本人ボランティアが1名。

インターネットの環境は？

昼はスタッフが作業をする部屋でPM9：00までは自分のラップトップを接続、使用可。PCの無い人はその部屋のPCを使える。

食事の形態は？

週1で希望の食材リストをキッチンスタッフに提出すると、食材を貰えるので朝・晩はキッチンで自炊。昼はレジデンツと同じ食事を貰える（シェファーズパイ、ラザニア、ローストチキン/ポーク、ミートボール、フィッシュ＆チップスなど）。

ロンドンからはどのような交通手段で、どれくらいの時間がかかりますか？

バス+地下鉄で1時間半。バスのみの場合（乗り換え1-2回）で2時間

休日の過ごし方は？

ロンドンでショッピング、シアターや、美術館、博物館めぐり、パブ。ロンドン外の小旅行（カンタベリー、バースなど）、ヨーロッパへの旅行も時々。

日本の家族や友人との連絡方法は？

主にメールで月2-3回。

貴方の住んでいる町の様子は

ロンドン近郊の閑静な住宅街。徒歩20-30分内に図書館、郵便局からたいていの物がそろう町がある。大きなショッピングモール（M&S、Waitrose、Boots、Pearson、H&M、Oasisなど）、銀行（5-6行以上？）、カフェ、レストランなども多数あり生活するには困らない。チューブの駅（Oakwood）まではバスで10分くらい。

イギリスに関して感じたことは？

想像以上に人種のるつぼなのと、日本よりシステマチックでないのが、印象的だった。そのせいかどうか、人同士のコミュニケーションが日本より多いと感じた。例えば、バスを途中で降ろされた時（時々あった）、他人でも文句を言いあったり、気付いていない人に降りるように促したり、そういう場面から会話や関係が発展したりと、私の場合は助けられたり、楽しかったりで住みやすい国と感じる事が多かった。

活動内容を教えてください

【活動日】月－金（土日、バンクホリデーは休み） 【時間帯・内容】 08:30-10:30　朝食、シリアル、トースト、ティーなどの準備＆サーブ。20名中4名は食事介助も必要。朝食はボランティア2名で担当 10:30-12:00　午前のアクティビティ 12:00-12:30　ランチ。ティーの準備＆サーブ。昼食時の介助は基本的にケアラーがするが、人数不足の時は手伝う。食事やデザートのサーブ、終了後のお皿を引くなどして、落ち着くと自分たちのランチがもらえる。その後休憩。 14:00-16:00　午後のアクティビティ ***アクティビティ*** 私たちのボス・アクティビティコーディネーター（1人）がプランしたアクティビティの準備、彼女が不在時に代わってマネージ、参加するレジデンツのヘルプをする。主な内容は、アナグラムなどのワードゲーム、カードゲーム、DVDゲーム、映画（ビデオ）観賞、ペインティング、クラフト作成、ビンゴ、フラワーアレンジメント（週1でボランティア講師が来る）など ***気を付けている事*** アクティビティなどの時に楽しんでもらえるよう、自分が楽しんで何事もするよう心がけている。

ボランティア活動で難しいと思った部分は？

会話や意思疎通が大変。発音障害、英語、アクセントのせいで聴き取りが難しく、何をしてほしいのかが分からないと人によっては、怒られたり、途中で諦められたりで、時々落ち込むことも。 特に、働き始めてすぐの頃、頻繁にあった。 また、食事介助の途中で咳きこまれたり、詰まって顔が赤くなったりした時は窒息させてしまったらどうしようと心配で怖い。そんな時も、ケアラーを呼ぶと、全く動じないので、深刻な事はでは無いらしいが、独断せずに何でも聞いたり確認するようには念のため気を付けるようにしている。 たいていのレジデンツとは仲良く出来ていると思う。時々、レジデンツで仲良くない人同士が言い争ったりするのを目の当たりにすると、どうしてよいのか分からない時があるが・・・（ケアラーのスーパーバイザーはとりあえず、無視するように言うので、そうしている） また、仲良くなったレジデンツの家族が、ケアラーに対する疑い、不満を私に言う時がある。言われてもどうしようもないのと、自分が一緒に働いている人たちの陰口を聞きたくないが、それもとりあえず、聞き流している。